キャバクラの「体入荒らし」ってなに？

体入荒らしと思われないように注意

キャバクラでは本入店する前にお試しで働くことができる「体験入店（体入）」があります。お店の雰囲気もわかる便利なシステムなので、中には体験入店を違う目的で利用する「体入荒らし」をする人がいます。

「体入荒らし」と間違われると働く気があるのに不採用になってしまう場合があります。

今日は自分が体入荒らしだと思われないようにするためには、どんなことに気をつければ良いのか解説します。

お店に本入店する気がないのに、色々なお店で何度も体験入店を繰り返す行為を「体入荒らし」と言います。

体験入店では働いた分のお給料が全額日払いで受け取れる場合がほとんどなので、金欠で困っている人が体入荒らしをすることが非常に多いのです。

また金欠以外にも、以下のような理由から体入荒らしをする人たちがいます。

体入荒らしに共通する特徴をざっと挙げてみましたが、要はプレッシャーを感じたくない場合や、在籍しているお店への不満から体入荒らしをする場合があります。

体験入店を繰り返す「体入荒らし」をする人は、キャバクラのお店から嫌われて働きにくくなる傾向にあります。最初はバレなくても徐々に気づかれやすくなります。

お店側はわざわざ時間を確保して面接をし、細かな説明や条件の確認をして女の子に体験入店をしてもらいます。

またエリアによっても違いますが、六本木や歌舞伎町などではお店によってはかなり高待遇の体入時給を設定しているところもあります。

なぜそんな手間をかけてくれるのかと言うと、ただシンプルに「キャバ嬢として自分のお店で働いてほしい」からです。なので体入荒らしは迷惑行為になります。

お店側の意図を知った上で改めて体入荒らしがNGな理由を見ていきましょう。

一番わかりやすいのがいわば「冷やかし」だからです。

キャバ嬢として働く気がないのに面接に来て体験入店をすると言うのは、買う気がない洋服を何度も試着するようなものです。

それでもお店は本入店してくれるかもしれないという期待を抱いて対応してくれます。

こういう対応をしているとお店からすると時間や手間がすべて無駄になってしまいます。

1日に面接できる女の子の人数には限界があります。貴重な時間で面接した女の子が体入荒らしだった場合、お店側が女の子にかけた時間や手間は全て無駄になってしまいます。ですので体入荒らしだと分かっていたら面接をしません。

また体入荒らしに共通する特徴として雑な接客をするからというのもあります。

体入荒らしを目的とする場合は、本入店する気がないので接客がおろそかになりがちです。もう会うことがないお客様に対して接客するので、どう思われても関係ないということです。

そうすると、お店自体がお客様からの印象が悪くなってしまいます…雑な接客をするキャバ嬢がいるお店なんて、誰も行きたくないです。体入荒らしはお店の売り上げに関わるので嫌われるという致命的な欠点もあります。

体験入店はとても便利な制度ですが、便利ゆえに逆手にとって利用する人がいます。
お店側としても、どうにかして体入荒らしをされることは避けたいので、あらゆる場面において体入荒らしかどうかを見極めています。

せっかく真剣に面接へ行ったのに、体入荒らしだと勘違いされて不合格になったら悲しいです。そんな事態にならないように、今回ご紹介した態度や発言に気をつけて面接に臨んでください。