キャバクラで売れる接客術(テーブルマナー編)

時給で働こうとは思わないこと

キャバクラの営業時間内だけ、キャバ嬢をやっているようでは全然稼げるようにはなりません。同伴、アフター、LINEやメールなどの時間外のサービスがお客様の心を掴みます。

時給が発生する営業時間内のみのサービスでは、大金を稼ぐとこはできません。

自分にどういう付加価値を付けられるかが勝負の分かれ目ですというのは前回も述べましたが、それには自分の時間という価値を提供するのが一番簡単です。

今回は「売れる接客術」の2回目としてテーブルマナー、つまり実際にお店でどのように振る舞うべきなのかについて解説します。

お客様の席についたとき

つけ回しの男性スタッフにこれから付く席の前で必ず紹介されますが、このときお客様はつけ回しのスタッフなんて見ていません。

見ているのはあなただけですので、まずはニコっと笑って軽く会釈をしましょう。

人間関係では常に第一印象が一番大事です。

お隣失礼しますと一言伝えてから席に着きましょう。

最初にしっかり目を見て名前を名乗って顔と名前を憶えてもらいましょう。

お酒を作る

次はお酒を作る段階になりますが、テーブル上にはハウスボトルという焼酎やウィスキーがあると思います。まず何を飲むのか、お客様に確認しましょう。

確認したらお客様のグラス(=ゲストグラス・ゲスタンとも呼ぶ)を取ります。マナーとしてコースターの上でそのままお酒を作ってはいけません。コースターから外して自分の前でお酒を作ります。

というのもお客様の目の前でお酒を作ると作業がしにくいのと、万が一グラスを倒してしまった場合はお客さんにかかってしまう可能性があるからです。
必ず自分の前に持ってきて自分のスペースで作ってください。

次に氷はグラスから1個少し出るくらいまで丁寧に少しずつ入れます。グラスを先に冷やす場合はそのまま一回クルクル回します。

そしてお酒を注ぐのですが、焼酎だと指2本分、ウィスキーやブランデーなどの強いお酒だと指1本分が基本の量です。

ピチャピチャとお酒が跳ねないように、氷に上手く当てながら入れましょう。

お酒を注いだらお水やお茶を注ぎます。量はグラスの7割~8割程度でOKです。注いだらマドラーで混ぜましょう。

混ぜると氷が解けるので1つ新しい氷を入れてこれで完成です。

お客様のコースターの上に置いてお客様の前に戻しましょう。

お酒を足す

お客様のグラスのお酒が減ってきたらまず氷を足してみましょう。それだけでかさは増します。

それでもまだ足りない場合は、少しお酒を足してから割り物を入れましょう。

お酒が薄くなっても問題はありません。薄いと言われたらお酒を足せば良いだけの話です。

最初からお酒を足しすぎて濃いものを作ってしまうと薄めることができなくなりますので注意が必要です。

席を立つ

つけ回しの男性スタッフに呼ばれたら席を離れなければなりません。席を立つ場合はグラスを必ず空けてから立つようにしましょう。基本のマナーです。

「ご馳走様でした」の一言も忘れずに言いましょう。

そして連絡先の交換は必ずしましょう。

テーブルマナーも大事ですが本当に大切なのは会話です。マナーばかり意識し過ぎてお客さんと会話をするのを忘れではいけません。

最初は慣れないかもしれませんが数をこなせば慣れます。

まとめ

キャバクラでの接客はおもてなしの心が大切です。

前回も言いましたが、とりあえずはお客様を特別扱いする、それだけも十分です。

売上を上げるためには、自分のお客様を増やさなければなりません。そのためにも連絡先の交換は必ず全員とするようにしましょう。

接客テクニックそのものより、毎日欠かさず出勤し、常連のお客様や男性スタッフに顔を覚えてもらうことが重要です。たくさん出勤すれば接客テクニック自体は自然と身につきます。

できるだけ多くのお客さんにアプローチしましょう。

そうやって頑張っているな姿勢を見れば、黒服も協力してくれます。

最近のキャバクラは不況で稼げないと言われていますが、常にチャンスは無限大です。
むしろキャバ嬢を本気でやっている子が減ったため、本気でやればその分競争相手も少なく、勝ちやすいと言えますので頑張りましょう。

ちなみに銀座のクラブのホステスとして働く場合だと若干ですが接客のスタイルが変わります。

Author: vipplus

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